江ノ電全踏切紹介チャレンジ続行中です。今回は江ノ島踏切道をご紹介します。
江ノ島駅を出発
※江ノ電の路線図です。藤沢駅から出発して、鎌倉駅を目指しています。
この区間、短いけれど見応えはタップリです!何故なら「電鈴式踏切」と「併用軌道」がある場所だからです。
電鈴式踏切
江ノ電で電鈴式踏切が唯一使われている場所です。
現在、首都圏で電鈴式踏切が見れるのは江ノ島電鉄線のこの場所と千葉県の小湊鉄道線だけのようです。同じ電鈴式踏切ですが、音は全く異なります。小湊鉄道線のが「チリンチリンチリンチリン‥」と小刻みに音が鳴って忙しいイメージでした。こちらは「カンカンカンカン」と少しゆっくりですね。「電車接近」と表示される警報灯と警報音だけがあり、遮断桿はありません。この道を知らない人が通ったら電車が道路に出てくるので驚くでしょう。江ノ電も事故を起こさないよう、警笛を強く鳴らしています。
併用軌道
江ノ島駅〜腰越駅間は道路上に線路が敷かれた「併用軌道」があります。
電車、車、バイク、自転車、歩行者すべて一緒にこの道を使います。慣れてないと車の運転は怖いですね。たまに、大きな車が端に寄せきれず、江ノ電が低速運転してすれ違う‥なんて光景もあります。ちなみに路線バスはこの道を避けて海側の道沿いを走ります。
また、毎年夏にはお祭りでお神輿がこの道を使います。お神輿が通る時間に車の制限はありますが、電車は運転します。お神輿の影響で電車は毎年遅延しますが、お祭りの中を走る江ノ電もなかなかレアですので、マニアの方は是非^^
江ノ島1号踏切道
やっと踏切がありました!この区間、唯一の江ノ島1号踏切です。腰越駅を降りて江ノ島駅方面に向かう道を歩くとすぐに見えます。動画に写っていないのですが、左側に遮断桿有り、右側には遮断桿なしの従来型踏切があります。右側は車道も広く車が多い上に遮断桿がないので、小さい子供と踏切を見る時は注意が必要な場所です。左側は車が通らない道なので、こちらから見ることをおすすめします♪
以上が江ノ島踏切道です。次回は腰越踏切道をお届けします。
お読みいただき、ありがとうございました。