大井川鐵道SL乗車旅の2日目です。1日目はこちら。
両国吊橋へ
部屋のベランダから普通列車に手を振り、朝食バイキングも楽しんだあと、早めにチェックアウトをしました。
SLは新金谷駅11:52発で1時間半ほど時間があったので、千頭方面にある吊橋へ。
塩郷の吊橋がホテルから近いのですが、揺れそうで渡るのが怖い…!小さな子供もいるので転落だけは避けたい。数年前に夫と2人で行ったことがある両国吊橋まで足を延ばしました。

駐車場というより、駐車可能なスペースに停めさせてもらい、いざ吊橋へ。
両国吊橋は揺れも少なく左右のロープもしっかりしているので、大人には恐怖心少なめで渡りやすいと思います。

少し揺れるけど、5歳の長男はニコニコで走りながら渡ってました(母はハラハラ)。次男は抱っこ〜と少し怖かったみたい。

奥の方に行くと大井川の青さを見ることが出来ました!夢の吊り橋まで行けば、川全体が青く見えるのですが、両国吊橋では部分的に青い程度、それでも十分美しいです。

反対側まで渡り切りました。吊橋の下には両国車両区が見えます。井川線で走る車両たちを見ることが出来るのですが、この時は車両が奥の方にあり、よく見えなかったです。

下2つの写真は2019年に訪れた時のもの。アプト式列車がよく見えた記憶。



千頭駅を通過
新金谷駅までの移動中、千頭駅前を通るとジェームスを発見!!

奥にはヒロも〜!数年前の台風被害でトーマス号と離れ離れになってしまったそう。全線開通して再会出来ると良いね(泣)

下の写真は2019年の時のもの。この時はヒロとパーシーがいました。

新金谷駅到着
新金谷駅に着いたのは11時を少し過ぎた頃。駅前のコインパーキングは満車。少し先に1日で1,000円の駐車場があるので、高いけど他にないから停めるか…と思い案内されている方に声を掛けました。車をどれくらい停めるか尋ねられたので、3時間程度しか止めないことを伝えると、有り難いことにお値引き価格で停めさせてもらえました。(常々この対応をしているわけではないかと思うので、たまたまと思っていただけたらと思います🙇♀️)
ロコプラザでSL乗車券を発券
SLで食べるお弁当の購入と乗車券発券のため、ロコプラザへ寄りました。発券窓口は入口入って右手側にあるので、迷いませんでした。

乗車券を購入して、お弁当コーナーに行くとほぼほぼ完売…!完全に出遅れ。食べたいお弁当がある方は早めの来店をおすすめします。
今回は、大井川ふるさと弁当 ¥1,200(税込)を購入しました。

おにぎりに煮物など美味しかったです。絵はがきが付いていて、良いお土産になりました。

ロコプラザ内には展示、プラレールコーナーも…。
ロコプラザ。それは思っていた以上に危険な場所でした。

SL、アプト式車両の模型などが展示されています。

さらにはこんな大きなプラレール。

トーマスプラレールまでもが子供達の心を掴んで離さないっ…!

とか言ってるとSLに乗り遅れるので、子供達には帰りに遊ぼう!と無理やり説得してロコプラザを出ました。皆さんも乗車前のロコプラザはくれぐれもお気をつけください(笑)
念願のSLへ…!
大変お待たせしております…やっとSLの画像を出せます!!笑

がんばれ受験生!な時期(2月中旬)だったので、桜のヘッドマーク付きでございました。
モクモクと蒸気をあげて出迎えてくれます。


向かいの線路にも歴史深そうな車両が。SLエセファンな私すらワクワクしちゃう!

客車に入ると、どこか懐かしいブルーシートの椅子、あまり荷物が乗らないサイズの網棚。捕まりにくそうな手すり。

この客車は昭和10〜20年ごろに東海道本線で活躍した型式とのこと。もう90年近く走っている、、という事ですよね。驚きを隠しきれません。
天井はとても高く、長年使っているであろう扇風機やライトが付いていました。ちなみにトイレも付いていましたが、チラ見した限り、薄暗く色んな意味で怖くて利用しませんでした(^_^;)google検索するとトーマツ号は洋式に改装されているよう。乗ったSLは和式だったかと。

また、SLには冷房設備がなく、夏には車内も暑くなるため熱中症に注意が必要。冬は蒸気暖房が席の足元についているので、快適でした。避けられるなら真夏以外に乗りたいですね_φ(・_・メモ
SLの中で記念撮影をしていると、扉が閉まり出発進行!派手な汽笛が鳴らないのは近隣住民の方への配慮なんだそう。新金谷駅でSLに手を振ってくれる人たちに手を振り替えして。川根温泉笹間渡駅に向けて出発します!
家山駅で給水
新金谷駅から終点の川根温泉笹間渡駅までは約50分。終点1つ前の「家山駅」でSLの給水作業があり、15分ほど停車しました。

給水作業は見学可能だったので、客車から降りて見てきました。勿論、みんな見に行っているので混雑しています。


給水が終わるとSL先頭部と客車の連結シーン。
連結後は運転前準備なのか、何度も何度も「シュ!シュ!シュ!シュ!ポッ!」とSLらしい音と蒸気が高くあがる様子をみて楽しみました♪

間近にみると迫力が凄い!身体に音が響きます。SLの車輪を見つつ、席に戻りました。


そうそう、家山駅でもう一つ驚いたこと。SLが止まった横の線路に黄緑色の車両を発見!

顔は隠れていましたが、本来千頭駅にいるはずのパーシーの姿がありました!2025年4月から始まるトーマス号の運行では、パーシーとの再会も予定されているそうなので、パーシーファンにはたまらないですね♪
車内販売で限定品を買う
大井川鉄道では2名の車内販売員さんがいました。車内限定販売品があることは事前にチェック。

SL時計は買うと決めていました!
SL時計

SL時計は指定した時間になると光って汽笛が鳴ります♪意外にも子供は起きない程度の抑えめな音量でした(笑)
Amazon等で転売されていますが定価の倍はしていたので、どうしてもネットで購入する場合はメルカリのほうが良さそうです。
大井川鐵道トーマス連結でGO!
時計だけで終わるわけなく、大井川鐵道トーマス連結でGO!も購入。

箱には大井川鐵道の路線図がありましたが、それ以外に大井川鐵道の要素はないような。トーマスと貨車を引っ張って離すと、トーマスが貨車を迎えに行って連結し、ピューンっと走る可愛いおもちゃです。

旅の思い出にもなったし次男がよく遊んでくれるので、買ったことに後悔はなし。
SL動輪焼き
どうして買ったのか、自分でもよくわからない(笑)その場の雰囲気に流された気がしなくもない。

子供達がどら焼き好きということも、頭の片隅に合ったのかも。


開封してみると想像以上に大きなどら焼きが3つ入っていました!皮に車輪の焼印が押してあります。

直径の大きさよりも、サンドされているあんこのボリュームを見てほしい。

す ご く な い か ?
比較があった方がわかると思い、SLと並べてみたよ。

公式サイトによると、SL時計は高さ4.5cm、動輪焼は5cmだそう。食べ応えありすぎぃ!

半分に切ると余計凄く見える(笑)気になるお味ですが、あんこの甘さが控えめで、ボリュームの割に食べられちゃう。手焼きの生地はふんわり、少し甘みがあったかな。結論としては、ボリューム満点の美味しいどら焼きでした。SLの中で食べても良かったかも。
同じ車両では、動輪焼よりSL人形焼きを購入されている方が多いように見えました。
川根温泉笹間渡駅到着、そして新金谷駅へ
家山駅から川根温泉笹間渡駅まではすぐ。降りる人もいれば、折り返す人達も沢山いました。私達も折り返しなので、客車からは降りず、指定されていた向かいの席に移動。
帰りは長男が私のスマホで勝手に動画を撮りまくっていました。おかげで、SLの車窓からをお送りできます。短い数秒の動画ですが、雰囲気が伝わると嬉しいです。
大井川も茶畑も派手さはないけれど、日本らしい落ち着いた景色でとても癒されました。
SLに乗って特に印象的だったのは、地域の方々のSLに対する温かい反応です。踏切や門出駅などのビュースポットに集まる人々だけでなく、沿線の住民の方々も手を振る姿が見られ、歓迎ムードが伝わってきました。

抜里駅の有名な黄色いハンカチの写真を撮りましたが、黄色い旗を振っている方も何人もいらっしゃいました。地域の皆さんの協力があってこそ、SL観光が続いているのだと実感するシーンでした。
新金谷駅に到着し、名残惜しくも下車。ロコプラザに寄り展示やプラレールで遊び、お土産を購入して帰宅となりました。
終わりに
SLに乗ってから子供達のSL熱が上がったことは勿論、機関車トーマスへの熱も急上昇しました。(トーマス見てないのに何故w)
この旅を振り返ると、時間がカツカツながらもSLに乗るという目的は達成でき、ホテルや吊り橋など充実した時間を過ごすことが出来たなぁと思います。
もし次回、大井川に来ることがあるとしたら
- ホテルのお部屋は和室(檜風呂付き)を予約
- 宿泊は2泊にして
- 機関車トーマス号に乗り
- 夢の吊り橋にも行き
- 更に奥大井湖上駅展望所に行って、SLやトーマス号が走っているところが見たい!
という願望を書き残しておこうと思います。
