先日、家族で東京競馬場に行ってきました。とはいえ目的は「競馬」ではなく、ミニ新幹線に乗りたい!という長男のひと言(笑)テレビで見たミニ新幹線とミニドクターイエローに心を奪われた息子のために出かけたのですが、結果的に親も“競馬デビュー”するという濃い一日になりました。

🚗 アクセスと駐車場情報
東京競馬場の最寄り駅は、南武線の「府中本町駅」または京王線の「府中競馬正門前駅」。我が家は今回は車で向かい、下道で約2時間強のドライブでした。
私たちは西門からすぐ近い安養寺の有料駐車場(1日2,000円)に停めることに。東京競馬場の駐車場もあるはずですが、最初に見つけたのがここでした。停めた場所が悪かったのか、11月にもかかわらず蚊が多く、車内にまで入り込んでしまうほど💦そのため、あまり快適とは言えず…個人的にはあまりおすすめできません。
複数の路線からアクセスできる立地なので、電車で行くほうが楽かも…と感じてしまいました。
- 京王線「府中競馬正門前駅」から専用歩道橋にて正門まで徒歩約2分
- 京王線「東府中駅」南口から東門まで徒歩約10分
- JR武蔵野線/南武線「府中本町駅」臨時改札口から専用歩道橋にて西門まで徒歩約5分
🎟️ 入場から広場まで
大人の入場料は1人200円(現金払いのみ)。入場券販売所にある券売機で支払います。発券された紙を持ってゲートから入場します。

地下通路を進むとスタンドエリアと馬場内広場の分岐に出ます。私たちはお目当てのミニ新幹線がある馬場内広場へ直行!

地下通路の壁にはお馬さんやキッズガーデンのイラストがありました。


この図を見るまで「競馬場の中にミニ新幹線が走るスペースなんてあるの?」と正直ピンと来ませんでした。図を見て初めて、馬が走るコースの“内側”にミニ新幹線の線路や子どもたちの遊ぶ遊具があるとわかりました!そう、あのレース中継でよく見る芝コースの中に、子どもたちが遊べる空間が広がっている!デッドスペースを子ども向けエリアにしているのが本当に見事で活用力に脱帽でした。

楽しそうだね〜と話していると、どこからか聞き覚えのある音楽が流れてきました。「あっ、馬が走る前のあの曲だ!」と気づいて、家族でダッシュ!(笑)地下通路を抜けると、目の前に広がるのは圧巻のスケール。競馬場というより、まるで大きな公園のような開放感です。

ベンチの後ろに立つ、どーんと大きな壁。お馬さんのイラストが描かれていて、「かわいい装飾だなぁ」と思いながらスタンドの方へ。

ところが——レースを見に行ってびっくり…!なんとこの壁、巨大スクリーンだったんです。イラストの向こうに映し出される臨場感たっぷりの映像に、思わず「うわっ、ここで観戦するのもいいじゃん!」と。調べたところ、スクリーンは幅66m・高さ11m超のサイズなんだそう!衝撃でした…。

🚅ミニ新幹線でドクターイエロー乗車体験
レースが終わった後、馬場内広場の新幹線エリアに移動しました。この日のお目当てだったミニ新幹線を見に行くと、この日はドクターイエローが走っていました!!

15〜20分ほど並んで乗車できました。車両は3-5-5-5人の計18名乗りですが、1グループごとに区切ってくれるのでゆったり乗れます。
1周は約3分。花に囲まれたコースを進み、途中では小さな踏切も通過するという演出があり、大人もなかなか楽しめます♪

乗車中は写真・動画撮影が禁止されているため、子どもが乗る姿を撮る場合は、外から見守るスタイルになります。それでも走るミニドクターイエローを見つけた時の長男の笑顔、乗った時の嬉しそうな表情を見て、来て良かったなぁと思いました(^^)
🛝 子どもたち大はしゃぎ!遊具と広場エリア
馬場内広場には子ども向け遊具も充実しています。新幹線エリアだけでも幼児向けの大きめの遊具が2つ、もう少し小さな子も楽しめる遊具が1つありました。ローラ滑り台やロープ遊具などの3歳、5歳の息子も大喜びでチャレンジしていました(3歳は大人が付き添わないと心配なレベル)。


我が家はやらなかったけれど、白いふわふわトランポリンも楽しそうでした。小学生用と幼児用でエリアが分かれているので、安全に楽しめるのも嬉しいポイントです。


午前中の広場は「近所で人気のある公園」レベルの混み方でしたが、午後は人で溢れかえっていました…。ミニ新幹線や遊具を楽しむなら、断然午前中がおすすめです。
🔍️長男が夢中!アンパンマン石像探し
今回、長男が一番楽しかったと言ったのが「アンパンマン探し」!この広場には、なんとアンパンマンの石像が7体設置されています。

アンパンマン、ばいきんまん、ドキンちゃん、しょくぱんマン、カレーパンマン、ジャムおじさん、メロンパンナちゃんと、おなじみの仲間たちが勢ぞろい。広い芝生エリアのあちこちに点在していて、地図も手がかりもない“リアル宝探し”のような感覚。「次はどこにいるかな?」とワクワクしながら歩き回る姿がとても微笑ましかったです。唯一手こずったのがばいきんまん。人混みにまぎれてなかなか見つからず、最終的には警備員さんにヒントをもらって発見(笑)全部見つけた後は達成感がありました。






🍴 ランチは芝生ピクニック&キッチンカー
お昼はちょうど北海道グルメフェアが開催されていて、ザンギ大3個で1,000円、豚丼1400円とお値段はお高め設定ですが、出来立てほかほか、味は美味しかったです!

キッチンカーや売店ではお酒も販売されていて、競馬観戦を楽しみながら軽く乾杯している大人たちもちらほら。11時台なら座るスペースも確保できますが、12時半を過ぎるとかなり混雑してきました。タイミングを見て早めのランチが正解のようです。
また、「新幹線エリア」の芝生スペースでは、レジャーシートを広げてピクニック気分を楽しむファミリーも♪白いふわふわトランポリンの近くにはベンチも複数あり、比較的空いていたので、ちょっとした休憩スポットとしても穴場だなと感じました。
🐴 初馬券チャレンジ!大人の世界にちょっとだけ参戦
せっかくなので、午後は“競馬デビュー”してみることに。馬券の買い方なんて全く知らなかったので、主人に聞きながら見よう見まねで挑戦。シートに番号と金額を記入し、単勝は難しそうなので「2位までに入る馬」を当てる複勝に賭けてみました。3パターンを書き、それぞれに賭け金を設定しました。予算はあらかじめ「1人1万円まで」と決めていたので、気楽に楽しめます。そして馬券の自販機へ。紙とお金を入れると——
一瞬で馬券が発行!「え、もう買えたの!?」と笑ってしまうほどスムーズ。これはハマると大変だわ・・・。

🎫 いざ、スタンド観戦へ!
スタンド側に来ても、まったく居心地の悪さはありませんでした。もっと競馬命の方々が最前列をキープし、メラメラしている場かと思いきや、初心者でも自然に溶け込めるオープンな雰囲気。親子連れやカップル、ガチカメラ片手のファンまで、それぞれのスタイルで楽しんでいて、「競馬=玄人の世界」というイメージが一気に覆されました。

私たちがかけたのは東京第9レース「本栖湖」2400メートル。始まってすぐは変化のない観客席でしたが、最後の直線に入ると歓声が爆発!「何番いけーーーっ!」という声があちこちから上がり、ゴールの瞬間は大盛り上がりでした。

結果は…私は見事に大ハズレ😂でも、主人はちゃっかり掛け金を倍にしてニヤリ。夫婦合わせてプラマイゼロ——デビュー戦としてはちょうどいい結果でした(笑)こうして無事(?)に初レースを終え、次こそは当ててみたい!と密かに燃える私でした🔥
🌸 まとめ
競馬場は“家族で楽しめるレジャー施設”になったと噂では聞いていましたが、偽りなしでした。東京競馬場は、「大人だけが楽しい場所」というイメージを完全に覆しました。ミニ新幹線や遊具、アンパンマン探し、広い芝生、グルメイベントまで。どれも子どもも大人も楽しめる工夫が満載です。特にお子さんが新幹線好き・アンパンマン好きなら、間違いなく喜ぶスポットです。朝から午後のレースまで、あっという間に時間が過ぎてしまうほどの充実度でした。
「次は私も当てたい!」と欲が出てしまった(笑)ので、少し勉強してからまた再チャレンジしてみたいと思います。今度はもう少し“勝ち馬”の気分を味わえますように🐎✨